天空の農園が届ける、
世界最高峰の1杯
天空の農園が届ける、
世界最高峰の1杯
世界最高峰の
希少な高品質コーヒー
“天空の農園”とも呼ばれるアグロタケシ農園は、標高5,850mのムルラタ山を一望できる、
世界でも有数の標高を誇る農園です。
元々このエリアではコーヒーの栽培は行われていませんでしたが、
創業者のカルロス・イトゥラルデさんは、高地での特別なコーヒー生産に着目し、「自国で最高品質のコーヒーをつくる」という信念のもと、2001年にアグロタケシ農園を創設し、コーヒー生産を開始しました。
当時は他の栽培専門家が無謀と言うほどの挑戦でしたが、2009年のカップ・オブ・エクセレンス(COE)品評会では1位を獲得し、世界中にその名を轟かせることに成功。今では最高品質のコーヒー農園として不動の地位を築いています。
特殊な環境で
愛情を込めて育つコーヒー
コーヒーは寒暖差の大きい高標高地で育つほど美味しくなるという定説がありますが、
あまりに高地だと気温が下がりすぎるため通常は木が育ちません。
しかしアグロタケシ農園は世界屈指の標高にありながら、
特殊な環境条件が揃いコーヒー栽培を可能にしています。
この特殊な環境条件ゆえに、他の農園にはない困難も存在します。
自然の恵みを活かし、最高品質のコーヒーをつくるためには、
生産者のきめ細かい管理が必要不可欠です。
大地の恵みがつまった
至極の一杯
スペシャルティコーヒーは時代とともに変化し、多様な方法でポテンシャルを底上げする技術が数多く取り入れられてきました。しかし、すでに最高のポテンシャルを持つアグロタケシ農園では、余計なことはせず伝統的な精製方法だけで勝負しています。
ありのままで仕上がったコーヒーは、非常にピュアでクリーンな透明感を持っています。
特にアグロタケシ農園の代名詞でもあるゲイシャコーヒーは、飲んだ瞬間にスミレやジャスミンのような花の香りが広がり、少しすると今度はマスカットやマンゴーなどのフルーツの味わいを楽しめます。
時間とともに味わいがほどけ、カップいっぱいにフレーバーが溢れ出す、その魅力を存分に感じることができるコーヒーです。
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アグロタケシ農園と
丸山珈琲の歩み
アグロタケシ農園との出会いは2006年、代表の丸山健太郎がアメリカのカリフォルニア州で開催されたコーヒーイベントに参加した時のことです。
ボリビアの親しい輸出業者から「ケンタロウ、すごいコーヒーがあるぞ」と紹介されたのが、当時まだ名が知られていなかったアグロタケシ農園でした。初めてそのコーヒーを飲んだ瞬間、あまりの美味しさに衝撃を受けました。
その後は先述の通り、2009年のカップ・オブ・エクセレンスで1位を獲得したロットを落札し、アグロタケシ農園と丸山珈琲は信頼関係で結ばれたパートナーとなりました。
創業者のカルロス・イトゥラルデさんと娘のマリアナさんには、丸山珈琲の店舗にお越しいただいたこともあります。
長い時間をかけて熟す
コーヒーチェリー
通常、コーヒーチェリーの成熟期間は8ヵ月ですが、アグロタケシ農園では1年近くかけて赤い実をつけます。熟す時期にばらつきがあるため、何日もかけて農園を往復し、赤い実だけを人の手で一粒ずつ収穫します。
また、コーヒー豆を覆う粘液(ミュシレージ)は非常に厚く、寒天のようにべったりと付着してチェリーを守っています。こうして時間をかけて丁寧に育てられたコーヒーは、特別な甘みと豊かな風味を引き出します。
寒さから木を守る
鉱山の石
2,000mを超える場所に位置する農園では、1日の寒暖差は25℃にもなります。この過酷な環境を耐え抜く秘訣が、この土壌にあります。
農園一帯は鉱山地で、いたるところに石がごろごろと埋まっています。この石が日中の日差しで温められて熱を蓄え、朝晩の厳しい冷え込みからコーヒーの木を守るのです。
さらに、有機物質が豊富で水はけが良いため、コーヒー栽培に最適な環境をもたらしています。