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お知らせ
2020.10.03
上山バリスタがオススメするドリップコーヒーの淹れ方とフードペアリング!
みなさん、こんにちは。
先日放送された、テレビ信州「ゆうがたGet」にて、おうちで楽しむドリップコーヒーの淹れかたとフードペアリングをご紹介いたしました。ぜひ皆さまもおうちでお楽しみください!
▼上山バリスタがオススメする「ドリップコーヒーの淹れ方」
準備するもの
・ドリッパー(V60)
・ペーパーフィルター
・サーバー
・キッチンスケール
・キッチンタイマー
・コーヒーの粉(中挽き)
・沸騰したお湯
・ケトル
淹れ方
ポイント1)先にお湯で器具を温める
ペーパーフィルターにお湯をかけて湯通しすることで、紙の臭いを取り除くことが出来ます。
また同時に器具が温まりますので、コーヒーが冷めにくくなります。
サーバーに溜まったお湯は捨てておきましょう。
ポイント2) 分量が大切!コーヒー豆12gに対して、 お湯180g(1杯分)
ちょうど粉とお湯が1:15の割合になっていまして、このバランスがおいしくコーヒーを淹れるために私がたどり着いた答えです。
ポイント3) 最初にお湯を約30g入れて1分待つ!
これは「蒸らし」と言ってコーヒーの成分をしっかりと引き出すための準備運動です。
焙煎されたコーヒーは、中に炭酸ガスがたくさん入っています。ガスが溢れてきてふわ~って膨らみおいしそうに見えます。でもこのガスは抽出にとってジャマな存在になります。このガスを発散させることでその奥にあるコーヒーの成分が引き出しやすくなります。
1分間と少し長めですがじっと待ちましょう。
ポイント4) 後は、約50gずつ3回に分けてお湯を入れる
1分経ちましたら、残りのお湯を注ぎます。約50gずつ3回に分けてお湯を入れていきます。
残りのお湯を一度に全部注いでしまうと、出来上がったコーヒーは薄い味わいになってしまいます。こうして分けて注ぐことで、注ぐ度にコーヒーの成分がじわっと溶け出てくるので濃厚でコクのある味わいに仕上がります。
注ぐタイミングは、注いだお湯が落ちきったら、次のお湯を注ぎます。これを繰り返すだけです。
全部のお湯が落ちきったらドリッパーを外して完成です。
粉の量やお湯をきちんとはかることで簡単においしくコーヒーを淹れることが出来ます。ぜひおうちでも試してみてください!
▼上山バリスタがオススメする「フードペアリング」
今回番組でご紹介したのは、ブラジルの生産者ホブソンさんのコーヒーです。
オンラインショップでコーヒーの詳細はご覧ください。
https://www.maruyamacoffee.com/ec/products/detail/726
こちらのコーヒーと合わせたのは、はちみつ、豆大福、ざるそばでした。
どの食材がコーヒーとあうと思いますか?
実はどれもコーヒーと相性がいいです!
はちみつ
砂糖の代わりにはちみつを入れると、甘さ以外に、コーヒー自体の香りがひきたって、入れる前よりコーヒーの個性がわかりやすくなります。はちみつを入れる前後で香りの違いも楽しみましょう。
豆大福
和菓子とコーヒーは実はとてもあいます。コーヒーはあずきとの同じ豆同士で相性がいいので味わいを合わせやすいです。豆大福の少し塩気があるところもアクセントになります。コーヒーの温度が少し下がるとよりわかりやすく、コーヒーが和菓子を包み込むようなイメージになります。
ざるそば
そばの後味とコーヒーをあわせるイメージになります。ペアリングは、蕎麦を食べてその余韻がある内にコーヒーを飲んでみてください。蕎麦とコーヒーがあわさることで、甘さが増すような感覚があり、後味もより爽やかになります。コーヒーは、ブラジルやグアテマラなど穀物系の味わいがあるものが相性がいいです。
おうちでも色々な食べ物とコーヒーでペアリングをぜひお楽しみください!