丸山珈琲の買い付け力
source the world’s best coffees
コーヒーのおいしさを決定づけるのは素材である豆です。
生産者との信頼関係を築き上げる上で、丸山珈琲のバイヤーは何を基準にコーヒーの買い付けを行っているのか、
丸山珈琲の買い付け力とバイヤーを紹介します。
丸山 健太郎
Kentaro maruyama
丸山珈琲代表。1991年の創業当初より最高のコーヒー豆を焙煎することに情熱を注ぎ続け、丸山珈琲は国内外で高く評価されるブランドへと成長。
自ら海外で厳選した最高品質の豆を仕入れを行い、ダイレクトトレードを通じて生産者との信頼関係を築きあげてきました。今では丸山珈琲でしか輸入できない希少な豆があるほど重要な存在に。
日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)の理事や、数々の品評会の国際審査員も務め、バリスタの世界チャンピオンも丸山珈琲から輩出。日本におけるスペシャルティコーヒーの普及と品質向上に多大なる貢献をしてきた第一人者です。
1991年に軽井沢にて丸山珈琲創業。2001年からは、バイヤーとして世界各地の生産地訪問を開始し、自ら厳選した豆を買い付ける。また、数々のコーヒー豆品評会、審査会における、国際審査員(カッパー)として世界的にも活躍。
主な著書など
- 2021年12月 新版 THE COFFEE BOOK(誠文堂新光社)監修:丸山健太郎
- 2021年5月 最新版 珈琲完全バイブル(ナツメ社)監修:丸山健太郎
- 2010年12月 コーヒーの扉をひらこう(第一企画)著:丸山健太郎
Web連載
- 日経ビジネスPLUS 丸山健太郎の「現代珈琲史」
https://business.nikkei.com/atcl/plus/00020/1. 確かなマーケット力
丸山珈琲では、生産国で開催されるコーヒー豆の品評会「カップ・オブ・エクセレンス(COE )」 で長年に渡り上位農園のロットを落札し、その農園を直接訪れることで、良質なコーヒーを育てる生産者と継続的な取引を行ってきました。COEの国際審査員に世界で最も多く参加しているトップテイスターでもあります。その実力から絶えず優良生産者からオファーが届き、エクスクルーシブに近い買付を行っている農園も多数あります。
バイヤーとして各生産者と築き上げてきた確かな信頼関係が高品質コーヒーの圧倒的な品揃えを可能にしています。
取扱生産国
約20ヵ国
取引農園・農協
約500
取扱銘柄数
200銘柄以上(2021年実績)
2. 豊富な高品質生豆
丸山珈琲が思う高品質生豆に欠かせない要素。それはクリーンカップと酸の質です。バイヤー丸山ならではの感覚として重視しているのは後味がきれいであることが重要と考えています。「日本市場は世界でいちばん後味に敏感」なので、いやな感じが残らない、引っかかる味がない豆を選んで買い付けています。またそういった豆は、ご家庭で抽出しても味が崩れにくいのも特長です。
3. 安心・安全な輸入
丸山珈琲では20年間以上にわたり生産者や輸出会社と信頼関係を築き、すべての生豆を自社で輸入しています。また輸入前と輸入後それぞれのタイミングで、品質チェックを行うだけでなく、必要に応じて輸入前に生産国側で残留農薬検査を実施し、お客さまにお届けする商品の安全性や品質を入念に確認しています。