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商品情報
2022.06.16
丸山珈琲のカフェラテ 開発ストーリー
2022年4月29日に「丸山珈琲のカフェラテ」を発売しました。
「カフェラテに、味わうよろこびを」
本商品に込められた思いや開発の裏側についてお届けします。
丸山珈琲のコーヒープロフェッショナルが開発しました
丸山健太郎
代表取締役兼バイヤー
丸山珈琲の代表でありバイヤーである丸山健太郎は、生産国で開催されるコーヒー豆品評会「カップ・オブ・エクセレンス(COE)」に審査員として世界で最も多く参加しており、トップテイスターとしても知られています。
年間約150日以上生産地を訪問し、自ら厳選した高品質コーヒーを直接買い付けています。
・カップ・オブ・エクセレンス国際審査員
・ACE(Alliance for Coffee Excellence Inc.)名誉理事
・一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会 前会長
鈴木 樹
商品部 部長 バリスタ
2008年、丸山珈琲入社。
2009年よりジャパン・バリスタ・チャンピオンシップ(以下JBC)に挑戦。JBCでは、JBC史上初の3度の優勝を成し遂げ、日本代表として出場した世界大会では全て入賞し、2017 年の世界大会では準優勝に輝く。
・2016年にはJBCにて史上初となる3度目の優勝
・2017年の世界大会WBCにおいて準優勝
~日本のRTD(レディトゥドリンク)のクオリティを上げたい~
コロナ禍により、店舗を中心としたスペシャルティコーヒー体験の提供が難しい状況にあります。そんな中、おうちコーヒー需要は年々増加傾向にあり、さらにRTD(*)のコーヒー市場の多様化も進んでいます。
丸山「コーヒーは素晴らしい豆でも抽出の加減で味が変わるむずかしさがあります。本来のおいしさが伝わりにくいんです。フタをあけてすぐおいしいコーヒーが飲めるのは魅力のひとつですし、スペシャルティコーヒーをより多くの人に知っていただけると思いました」
創業30周年を迎えた昨年2021年、新たなスペシャルティコーヒー体験を日本中に届けたいという想いで、RTD第一弾となる丸山珈琲初となるペットボトル「丸山珈琲のブラックコーヒー」の開発に挑戦しました。
「丸山珈琲のブラックコーヒー」は、直営店や日本全国のお取引先さまで約20万本を販売。多くのお客さまにご好評をいただきました。
「丸山珈琲のブラックコーヒー」の開発で発見したことは、素材、焙煎、配合にこだわることで、丸山珈琲が求める品質・味作りをRTDでも実現できることでした。
そんな中、お客さまより、
「ミルク入りのコーヒーを飲みたい」
「ホットでも楽しみたい」
というお声を多く頂戴し、RTD第二弾として、丸山珈琲だからこそできるカフェラテをつくろう!と丸山珈琲のカフェラテの開発に至りました。
※Ready to Drink の略。ペットボトルや缶など、フタをあけてすぐ飲めるドリンク
丸山「第一弾の丸山珈琲のブラックコーヒーは、スペシャルティコーヒーをペットボトルで飲めるようにしただけの“直球”。そこが評価されました。今回の甘いRTDコーヒーについても大手が力強くやられている中で、丸山珈琲らしい直球勝負ができればと。みんなが最初に経験する、甘くてミルクの入ったおいしいコーヒーを作りたいと思いました」
本商品では、ミルク入りで甘みをつけ、若年層やコーヒーになじみのない層への浸透も狙い開発をしました。
~ 丸山珈琲だからこそ実現できた3つの挑戦 ~
挑戦1 バイヤーが厳選した原料調達
丸山珈琲の求める品質を実現させるためには、まずは素材選定が重要だと考え、バイヤー丸山健太郎は、世界各国の生産者にプロジェクトの説明を行い、協力者を募り原料調達を実現させました。
厳選した原料が調達できた背景としては、
- コロナ禍でも長年の信頼関係があるからこそ、現地に赴けずともリモートで買い付けができたこと。
- コーヒーの相場が高騰する中でも、「スペシャルティコーヒーをもっと身近に」という私たちの想いに共感いただける生産者にご協力いただけたこと。
丸山「今回の原材料は約20年と長いお付き合いしている生産者の商品をメインに使っています。“コロナ禍でも皆さんに気軽にコーヒーを楽しんでいただけるようにRTDを始めたんだ”と伝えると生産者はみんな喜んでくれています」
2001年から世界各地のコーヒー産地に訪問し、厳選した豆だけを買い付けてきました。丸山珈琲が築いてきた生産者たちとの信頼関係と生産者たちのおかげで、素晴らしいコーヒー豆を仕入れることができました。
挑戦2 トップバリスタ監修の素材を生かした究極レシピ
コーヒーと牛乳との配合の細かなバランス、甘さの量など、検証を何度も重ね、アイスでもホットでも心地よい口当たりを探求し試行錯誤の上、完成に至りました。
鈴木樹バリスタ「コーヒー豆の焙煎度合いと挽き具合、粉の分量、乳成分をどのような形で使用するかなど、20通り近い組み合わせの検証をおこないました。満足のいくカフェラテの品質が追求できました。また、香りをより楽しんでもらえるように、飲み口が広口のスクリュー缶を採用しました」
挑戦3 特別な焙煎プロファイルを採用
牛乳と合わせるカフェラテのための特別な焙煎プロファイルを採用しました。
素材のもつ豊かな香りや甘さは残しつつ、クリーンな飲み口と、バランスの取れた味わいになるように焙煎しました。
生産者との直接買い付け仕入れたコーヒーを丁寧に豆から抽出しました。
~ スペシャルティコーヒーをもっと手軽に身近に楽しんでほしい ~
丸山「コロナ禍を機に“おうちコーヒー”が トレンドになりましたが、丸山珈琲がずっと取り組んできたことのひとつでもあります。我々のアイデンティティーはメーカーにより近くなること。嗜好品だけでなく、日常飲料として、日々を寄り添うプロダクトに力を入れていくことで、より多くの人に、より気軽にスペシャルティコーヒーを飲んでもらえる環境が提供できると思っています」
丸山珈琲は、一流のバリスタがいれた至福の一杯も、日々に寄り添うRTDでもおいしさにはっとするコーヒー体験をお客さまに届けていきます!
2022年4月29日、ついに「丸山珈琲のカフェラテ」を販売しました。
「丸山珈琲のブラックコーヒー」と同様、公式オンラインストアや直営店、日本全国のお取引先さまでも販売させていただいております。
丸山珈琲のカフェラテの特徴は、
●アイスでもホットでも楽しめる
●厳選された豆、スペシャルティコーヒー100%を使用
●贅沢な香りと優しい甘さ、クリーンな飲み口
他にはない、丸山珈琲のバイヤー・バリスタが自信を持っておすすめできる商品が完成しました。
「いつものコーヒーがもっとおいしくなれば、毎日はもっとしあわせになる」
これからも丸山珈琲は、みなさまの日々を豊かにするコーヒー体験を届けるべく、
おいしい!と言っていただける商品を開発していきます。
オンラインストアはこちらから
https://www.maruyamacoffee.com/ec/feature/6614
最後までお読みいただきありがとうございました。